公開実験a-2
実験の見学に先立ち、時間があったので附近の民家を散策しました。
架構が地域性を表している民家
ちらほら見かけた蔵
この度の実験は、渡り顎の仕口についてです。
「木組の家」づくりにおいて、水平面の架構を組み上げるには欠かせない仕口であり、どのような破壊形態と復元特性があるのか見ておきたくて、遠方の実験場でしたが出かけました。
伝統構法委員会の「構法・歴史部会」が、調査し取りまとめた32種類の継手・仕口について「実験検証部会」が、パラメーター総数770体を、全国7ヶ所の大学・実験所にてデーター取りしていて、その中の「渡り顎仕口について」とのことでした。
すでに実験された「渡り顎」のパラメーター体(下木)
1/150radから始まり1/7radの状態
1/7rad めり込みの様子
1/7rad 変形の様子
分解された仕口の様子
検討委員会の公開速報
http://green-arch.or.jp/dentoh/progress/?p=858