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知恵と工夫の設計ー伝統建築に学ぶ

伝統的構法検討委員会(略称)が、題目の内容で全国展開しているキャラバンツアーが、12月8日高知で開催されました。 会場は、五台山の四国霊場第31番札所「竹林寺」。724年に僧行基により開創された由緒あるお寺の客殿です。開催内容に合った趣のある会場でした。

 

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山門                      参道

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会場の客殿

 

   内容は、初めに「伝統的構法による設計法の考え方について」の解説があり、これまでと比べ、より具体的な内容となり詰めの段階にきてる感を受けました。次に、現存する伝統住宅建築を調査し、設計法に活用できる要素を抽出された調査内容を、「事例調査の概要」と題して報告されました。全国にわたり21棟を調査されたそうです。その内の1棟に内子町の住宅が含まれていました。つづいて、「事例から学ぶことー民家調査から見えた知恵と工夫」の内容で解説があり、先人たちの技量に感服しました。最後に、初めて表明される「伝統的構法の定義」と題し、=伝統的構法・伝統構法・在来構法= 各構法の特徴を表記されたものを元に解説をされました。

 

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委員の方々                    参加者

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会場内