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第3回フォーラムin京都

 伝統的構法検討委員会(略称)が9月18・19日に集大成として実施した実験から、「実大震動台実験結果と設計法への反映について」と称して、フォーラムが11月24日開催されました。会場には各地から300名余りの聴衆者。委員会への期待が伝わってきます。

 委員長の主旨説明の後、各作業部会から資料を基に「実験の概要」ー「実験結果の概要」-「試験体の損傷」-「実験の事前・事後解析」と報告されました。
資料は解りやすく記載され、私でも理解することができました。

 続いて設計法。実務者としてどのように構築されるのか気になるところです。
説明によると、すでに最終段階を迎えており、設計法の概要について順序よく解説されました。年度末には確定し、指針として国交省に提出だそうです。

 伝統的構法の木造建築物は、地域の気候、風土に適応し住む人も育んでくれる。そんなよさが再認識されている今、設計法の確立と導入に、余裕はありません。

 

kyouto

会場の様子

 

検討委員会公開ページ
http://green-arch.or.jp/dentoh/forum_121124_video.html
http://green-arch.or.jp/dentoh/forum_121124_data.html
http://green-arch.or.jp/dentoh/forum_121124_photo.html