’13年度下期~’14年度下期
’15・1・22~23 木造防火設計実践技術セミナー
講師は桜設計集団代表の安井 昇先生を迎え雇用支援機構にて開催されたセミナー。
内容は伝統木造・在来木造・中大規模木造における防火設計。火災の進展状況、放射熱による延焼、避難・救助時間の確保に始まり、そのための防火計画・構法と防耐火に関する実験動画・論文など多岐にわたっいました。木あらわしの準耐火建築物の実例などもあり、可能性の広がりを実感したセミナーとなりました。
講義状況
論文資料
構法資料
’14・12・13 伝統的木造住宅はどこにむかうか
「省エネルギー基準義務化をみすえて」との副題にて、木造住宅の省エネルギーに対する知識の深化、意識の向上をはかる公開フォラム。
「省エクセルギーは放調から」の基調講演、「伝統的木造住宅の省エネ・温熱調査報告」と事例報告。それに研究者、実務者を交えた6名のパネルディスカッションの内容で開催されました。
’14・11・15~16 瀬戸内気候型住宅フォーラム・小国町森林組合が取り組む地熱乾燥の見学
所属する「瀬戸内気候型住宅フォーラム」とは、瀬戸内型気候地域においてエネルギーの観点から住宅のあり方を実務者・研究者が集い取り組む会です。土壁・真壁でつくる『土の家』をコンセプトにしています。
翌日は、小国町にて温泉の地熱水蒸気を利用して木材の乾燥に取り組んでいる森林組合におじゃましました。省エネに貢献し低温域での乾燥で木材にやさしい取り組みをされていました。
’14・7・12 第4回フォーラムin滋賀「石場建てを含む伝統的構法木造建築物の設計法」報告会
これまでに当委員会が行ってきた様々な実験を見学して思うことは、木造住宅において現行法との矛盾点を感じたことでした。伝統的構法の一刻も早い法制化を望む者としては、 かねてより待ち望んでいた報告会。F氏と共に参加しました。
これまでの背景と経緯、取組みなど説明があり設計法案の概要と進み、全てを聞き終えてからも思いは変わりませんでした。
’14・7・1 建て方見学会
物件毎にご案内をいただくM工務店。F氏にご一緒したかったT棟梁と同行しました。これも毎回のことですが、コンセプト・設計・構法・デザインにうなされマス。
のどかで広い敷地に平屋建、ビオトープを取り入れるとのこと。
’14・5・16 内子町石畳
水車小屋で知られる石畳地区。合間を利用して足を延ばし、のどかな山あいの地区を訪ねました。
人気の民宿
’14・3・28 土壁ネットワーク研究成果報告会
耐力壁とした土壁について、様々な実験をもとに研究を進めてきたワークグループが成果を 「土壁の体力性能を安定向上させる技術開発」とのテーマで報告会を開催。
長期に渡る研究に頭が下がります。これまでに配布された資料なども多数あり成果が見て取れます。
’14・2・15 完成見学会
昨年上棟した南予の木組み「近永の家」が、完成の運びとなり案内をいただきました。都合で夜分となりましたが見学させていただきました。
’14・3・16 完成見学会
「巡居」が完成しました。ご案内をいただいたF氏に同行しました。平屋建ての中庭を中心に動線が巡る住まいです。建具は木製とビル用サッシ、いたる所に創意工夫が見て取れました。
’14・3・28 土壁ネットワーク現地調査
土壁について研究しているワークグループの方二人が、現地調査のため当地を訪ねられ同行しました。壁土の現況・製造工程など聞き取り調査と、作業場を見学させていただきました。
そんな中、削ぎ葺材の製造をしているところが近くにあると聞き及び、お願いして案内していただきました。
内子町で文化財の建物修復なども手掛けられるY左官さんを訪ねお話を伺いました。
土練機