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公開実験a-4

伝統構法検討委員会が実施する実大振動台実験が、9月19日兵庫県三木市のE-ディフエンスでおこなわれ、見学会に参加しました。 試験体は、一般的な部分2階建ての下屋付で、「石場建て」のNO-5棟と、同じ構造で柱脚部に「地長押」を設けたNO-6棟の2棟です。 すでに実験は、前日からおこなわれていて、水平方向へはさまざまな状況で、さまざまな地震動を加振し検証されたようです。が、クライマックスは、本日行われる2棟ともに足元フリーでの巨大な地震動、JMA kobe波の加振でしょう。2010年から3年間の検証結果の成果とも捉えられます。 結果は、2棟ともに倒壊などにいたらず無事終了しました。 現在、在来工法が耐震なのに対し、伝統構法の石場建ては、免震効果があるようです。今日まで、おざなりにされていた先人の知恵と工夫の伝統構法が解明され、早く設計法が構築されることを望みます。

20120920172132E-ディフエンス外観

20120920172209内部

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NO-5「石場建て」NO-5柱脚

NO-6「石場建てに地長押」 NO-6柱脚

伝統構法検討委員会公開の実験の様子 http://green-arch.or.jp/dentoh/progress/